ベーシックインカム28_2021/02/07
いつも読んでいただきありがとうございます。
ツイッターでよいツイートがいくつか続いたので、保存します。
鉄腕ボーイさん
のツイート。
貨幣の真実を知っている国会議員を、一人でも多く国会に送り込むことが必要、とのこと。
これが、これからのベーシックインカム推進派のテーマですね。
https://twitter.com/r3unaWKiSuX5XqR/status/1357945050282426368?s=19
未来型ベーシックインカムBOTさん
のツイート。
毎月1万円からはじめるベーシック。現実的で私もこれがいいと思います。
https://twitter.com/himaneko100_100/status/1356848902452903936?s=19
ryotaroさん
のツイート。
1人70万円の給付金を配れるのではないかという話。
最悪でも、困っている人だけでも是非お願いしたいです。
https://twitter.com/ryotaro703/status/1355697635185680384?s=19
ベーシックインカム㉗_新たな政府通貨発行のために③_2021/02/06
いつも読んでいただきありがとうございます。
ベーシックインカムのために、新たな政府通貨を発行するにはどうすればよいか。前回はそれを貨幣(硬貨)で行う場合に必要な法律改正はどのような流れかを考えました。
今回はそれを日本銀行券(紙幣)で行う場合に必要な、内閣による政令の制定はどのような流れか考えます。
以前の回の結論
●貨幣(硬貨)においては、金額の種類を新たに設けるには、法律そのものを改正する必要があるだろう。
●日本銀行券(紙幣)においては、金額の種類を新たに設けるには、政令で定めるだけでできるだろう。つまり内閣だけでできる。
●以上から考えると、政府通貨でベーシックインカムの費用を捻出するために、例えば100兆円の政府通貨をつくるならば、貨幣(硬貨)よりは日本銀行券(紙幣)の方が話が早いかもしれない。
では、今回のテーマ内閣による政令の制定について流れを確認します。
政令とは内閣が作る命令のことで、法律で細かく決めきれないことを実務レベルで、決めていくための命令です。
1.閣議(内閣の会議)で決定
2.主任の国務大臣と総理大臣の二人が署名
3.天皇が公布
4.官報に掲載
今回の結論
前回の法律改正よりも簡単なプロセスのように感じます。
内閣で作ると言っても、土台は官僚メインで作るのではないでしょうか。我々は直接官僚や内閣のメンバーにお願いするのは難しいかもしれません。
我々一般国民は、世論の働きかけや、国会議員を通して内閣のメンバーへお願いすることで、政令の制定を求めていくことが大事だろうと思います。
ベーシックインカムのために新たな政府通貨発行を求めていきましょう。
これで「新たな政府通貨発行のために」のパートを完了します。
次回以降は、ベーシックインカムやそのための新たな政府通貨の発行を求めていくために、真の国民主権を我々一般国民の手に取り戻していくにはどうしたらいいかを考えていきたいと思っています。
事前知識がないので、次回更新までは間が空くと思われます。
ベーシックインカム㉖_新たな政府通貨発行のために②_2021/01/30
いつも読んでいただきありがとうございます。
ベーシックインカムのために、新たな政府通貨を発行するにはどうすればよいか、前々回のブログで考えました。
今回はそれを貨幣(硬貨)で行う場合に必要な法律改正はどのような流れかを考えます。
前々回の結論
●貨幣(硬貨)においては、金額の種類を新たに設けるには、法律そのものを改正する必要があるだろう。
●日本銀行券(紙幣)においては、金額の種類を新たに設けるには、政令で定めるだけでできるだろう。つまり内閣だけでできる。
●以上から考えると、政府通貨でベーシックインカムの費用を捻出するために、例えば100兆円の政府通貨をつくるならば、貨幣(硬貨)よりは日本銀行券(紙幣)の方が話が早いかもしれない。
では、今回のテーマ法律の改正について流れを確認します。
法律の制定も、法律の改正も同じように考えます。
大きく分けて内閣がつくるか、議員がつくるかです。
1.内閣が法案をつくる「内閣提出法案(閣法)」
日本の法律は大半がこちらでつくられる。流れは以下の通り。
①各省庁で原案をつくる(官僚がメイン)
②内閣法制局による予備審議
2.国会議員が法案をつくる「議員立法案」
議員立法は、衆議院では20名以上、参議院では10名以上の賛成がないと提案することができない。また、予算を伴う場合はそれぞれ50名、20名以上の賛成が必要(国会法56条)。
3.法律成立までの流れ
衆議院と参議院のそれぞれに提出された法案について審議していきます。
衆議院に提出された後の流れは下記の4ステップです。
①衆議院の委員会で話し合い・採決
②衆議院の本会議で採決
③参議院の委員会で話し合い・採決
④参議院の本会議で採決
4.今回の結論
内閣提出法案については、当初官僚が作っていくので我々一般国民からの働きかけは難しいかと思われる。
議員立法については、我々一般国民が国会議員に働きかけることが可能かもしれない。しかし、一定数の議員が賛成しないと提案できないので、小政党では難しいところもある。
我々一般国民は、世論の働きかけや、国会議員へお願いすることで法律改正などを求めていくことが大事だろうと思います。
ベーシックインカムのために新たな政府通貨発行を求めていきましょう。
次回は、日本銀行券(紙幣)で行う場合に必要な「政令の制定」について考えてみたいです。
参考、引用文献:Pinka【3分で理解する】法律が出来るまでのプロセスをおさらいする
ベーシックインカム㉕_2021/01/23
お久しぶりです。久々の更新になりました。
麻生太郎財務大臣に2度目の10万円給付を求めるツイッターデモが先日ありました。麻生氏は1回目の10万円が貯蓄に回ったと言うが、必要としてる人はたくさんいると思います。
●「必要に迫られていない人は受取手続きしないで下さい」とアナウンスしてはどうでしょうか?民度が高い日本人ならある程度有効なのでは?これなら1人30万円などよいかもしれない。
●自殺率や就業者数などの指標に連動して、国民が大変か平時かどうかの判断をしてはどうか?
麻生氏は昔「国の借金はお金を刷って返せばよい」と考えていたが、なぜその考えが変わったのか。明確にそれは間違いだったという説明ができるなら、教えてほしい。
本当に間違いであるのならば、我々だって別の手を考えなければならない。
だが、たぶん私の感覚的ではあるが、間違いではない気がする。
麻生氏は誰かの意向で自説を曲げているのではないだろうか。
もしそうなら、選挙でその勢力と戦わなければならない。
私は現時点の考えとしては、ベーシックインカム開始や、国の借金のたがをはずす(あるいは政府通貨発行)ことでしかこれからの時代は上手く回せないと思っています。
利権関係なく、「違う」という説明ができる人がいたら教えてほしいです。
ベーシックインカム㉔_新たな政府通貨発行のために① 2020/11/23
政府通貨の発行のための技術的考察。
1.内部貨幣と外部貨幣
内部貨幣:銀行信用創造。お金の大半は「預金」として存在している。これは裏を返せば誰かの「借金」である。
外部貨幣:貨幣(硬貨)、日本銀行券(紙幣)。
2.考察対象の外部貨幣について
貨幣:発行主体は政府。
「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」に依拠。
独立行政法人造幣局で製造される。
日本銀行券:発行主体は日銀。
「日本銀行法」に依拠。
日本銀行券への需要に関する先行きの想定をもとに、国立印刷局に発注する。大西つねき氏によると、実際には財務省が金額を決めている。
3.どうすれば今回の目的である政府通貨を発行できるのか?
大西つねき氏『私が総理大臣になったら』p90より
法律の改正で政府通貨発行できる(100兆円紙幣)。
内閣が政令をつくることで政府通貨発行できる。
行政機関がつくる法規、命令、行政立法のこと。法律の補助的なもの。
そのうち政令は、内閣によってつくられるもの。
通貨には貨幣(硬貨)と日本銀行券(紙幣)の2種類があることがわかる。
法令リードHPより以下引用(抜粋)(赤字:私)
通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律
第1条 この法律は、通貨の額面価格の単位等について定めるとともに、貨幣の製造及び発行、貨幣の種類等に関し必要な事項を定めるものとする。
第2条 通貨の額面価格の単位は円とし、その額面価格は1円の整数倍とする。
2 1円未満の金額の計算単位は、銭及び厘とする。この場合において、銭は円の百分の一をいい、厘は銭の十分の一をいう。
第5条 貨幣の種類は、500円、100円、50円、10円、5円及び1円の六種類とする。
2 国家的な記念事業として閣議の決定を経て発行する貨幣の種類は、前項に規定する貨幣の種類のほか、1万円、5000円及び1000円の三種類とする。
3 前項に規定する国家的な記念事業として発行する貨幣(以下この項及び第10条第1項において「記念貨幣」という。)の発行枚数は、記念貨幣ごとに政令で定める。
第6条 貨幣の素材、品位、量目及び形式は、政令で定める。
日本銀行法
第5章 日本銀行券
6.結論
貨幣(硬貨)においては、金額の種類を新たに設けるには、法律そのものを改正する必要があるだろう。
日本銀行券(紙幣)においては、金額の種類を新たに設けるには、政令で定めるだけでできるだろう。つまり内閣だけでできる。
以上から考えると、政府通貨でベーシックインカムの費用を捻出するために、例えば100兆円の政府通貨をつくるならば、貨幣(硬貨)よりは日本銀行券(紙幣)の方が話が早いかもしれない。
上記以外の参考文献:ときわ総合サービスHP
ベーシックインカム㉓_真の国民主権を② 2020/11/01
いつも読んで下さる方ありがとうございます。
私は今、ベーシックインカムの考察のために、
政府通貨の発行についてや、
選挙制度の問題について勉強しようとしているところです。
そんななか、真の「国民主権」を一般国民の手に取り戻すことが、
ベーシックインカムに限らず、
全てのカギになるということに気付いてきました。
その点については新田たつふみさんのブログによるところが大きいです。
特に次の図は勉強になりました(新田たつふみさんのブログ③国政の欠陥 より)。
この図はわかりやすい。
日本国憲法に定められたメインプレーヤー以外の企業団体や政党やアメリカ政府が、好き勝手やりたいほうだいに内閣や国会を牛耳ってるから、一般国民はおもしろくないし、投票率が下がっちゃうのも納得。一般国民は蚊帳の外だから。
本来、国政のメインプレーヤーではない、外(そと)の団体には、
新田たつふみさんが提唱する、憲法16条に基づく、公務員(主に国会議員)の罷免権の、手続き法の作成が必要で、これがないと真の国民主権にならない。 偉い人たちには、感覚おかしい人も増えてるので、国民がきちんと監視しないと日本は大変なことになる。
利権のある団体ではなく、一般国民一人一人が喜ぶ政治になるように、一般国民の手に真の主権を取り戻していきましょう。
ベーシックインカム㉒_真の国民主権を①_選挙制度の考察①_2020/10/17
選挙のとき、自分の指向と合う政党を選ぶのに苦慮する。
それが何故なのか考えてみた。
数学に詳しくないが、確率、場合の数、樹形図を参考にして。
例えば、
論点1:経済政策
論点2:福祉政策
論点3:憲法改正
論点4:税金政策
○:自分の考えと同じ
×:自分の考えと違う
とする。
上の表の通り、
2×2×2×2=16通り
のパターンがある。
自分の考えと一致する政党を見つけるのは難しいことがよくわかる。
主要政党が16個もないもんね。
だから自分が最も譲れないと思う論点を重視して、後は妥協するしかない。
逆に自分が選挙に出馬するのであれば、一番パーセンテージが高いと思われるパターンを提唱すれば票が集まりやすいだろう。
同じことはベーシックインカム案についても言えるだろう。
一口にベーシックインカム賛成と言っても、様々な意見に分かれ、「同床異夢」と言われる。
例えば、
論点1:ベーシックインカム賛成の理由(左派的【最低限の生活の保障】か、急進右派的【賃下げ、公務サービス削減、自己責任の強化】か)
論点2:一人当たり月額(7万円か、15万円か、30万円か)
論点3:財源(税金か、国債発行か、政府通貨発行か)
論点4:既存の社会保障との折り合い(既存の保障を縮小か、そのままか)
とする。
先ほどの表と同じように考えると、
2×3×3×2=36通り
のパターンがある。
自分と合う考えを見つけるのは難しいかもしれないが、一番パーセンテージの多いパターンを提案すれば賛同者は増えるかもしれない。