ベーシックインカム_財源_詰将棋

#ベーシックインカム  R2.7.4(土)

 

ベーシックインカムの財源については、

増税 < MMT(つまり国債発行) < 政府通貨発行

の順に、主張者は経済の仕組みがわかっている。

 

しかし、すぐにBIを導入するなら、MMT(つまり国債発行)しかないらしい。

 

MMT(現代貨幣理論)の日本の代表論客は、

西田昌司 自民党参議院議員

安藤裕 自民党衆議院議員

藤井聡 京都大学レジリエンス実践ユニットユニット長

青木泰樹 京都大工レジリエンス実践ユニット特任教授

中野剛志 長く経済産業省に勤務

三橋貴明 経世論研究所代表

などの方がいる。

ユーチューブ動画に上記面々の動画がある。

 

藤井聡氏の動画で、

MMTは異端の経済理論と言う人が多いが、数々の著名な経済学者の理論を母体としている」と言い、その中に巨匠として有名な

マックスウェーバー

ケインズ

シュンペーター

なども含まれていて驚いた。

 

 

私は、MMT国債発行)も政府通貨発行も考え方に大きな差はなく、

間に国債をかませるか、かませないかの違いしかないと思っている。

 

 

ちなみにMMT国債発行)でベーシックインカム財源を調達した場合の

簿記の仕分けは

 

現金 100兆円 / 借入(=国債) 100兆円

 

となると思う。

 

「いやいや国の借金をどんどん増やすのは、理論(MMT)的に問題ないと言われても、やはり心理的にはいい気持ちがしないなあ」

と否定する声があるかもしれない。

 

そうであれば、

MMT国債発行)ではなく、政府通貨発行で行いましょう」

と提案すればよいだけである。むしろそれが一番望ましいのだから。

まるで詰将棋のような話の運び方となる。

 

ちなみに政府通貨発行で、ベーシックインカム財源を調達した場合の

簿記の仕分けは、

 

現金 100兆円 / 通貨発行益 100兆円

 

となると思う。

 

MMT国債発行)と政府通貨発行の違いは、

ベーシックインカムの財源を、

借入(=国債)で調達するのか、

通貨発行益という「利益」で調達するのか

というところだ。


借入よりは利益の方が気持ちいいかもしれない。