ベーシックインカム㉒_真の国民主権を①_選挙制度の考察①_2020/10/17

選挙のとき、自分の指向と合う政党を選ぶのに苦慮する。

それが何故なのか考えてみた。

数学に詳しくないが、確率、場合の数、樹形図を参考にして。

 

例えば、

論点1:経済政策

論点2:福祉政策

論点3:憲法改正

論点4:税金政策

○:自分の考えと同じ

×:自分の考えと違う

とする。

 

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上の表の通り、

2×2×2×2=16通り

のパターンがある。

自分の考えと一致する政党を見つけるのは難しいことがよくわかる。

主要政党が16個もないもんね。

だから自分が最も譲れないと思う論点を重視して、後は妥協するしかない。

逆に自分が選挙に出馬するのであれば、一番パーセンテージが高いと思われるパターンを提唱すれば票が集まりやすいだろう。

 

同じことはベーシックインカム案についても言えるだろう。

一口にベーシックインカム賛成と言っても、様々な意見に分かれ、「同床異夢」と言われる。

例えば、

論点1:ベーシックインカム賛成の理由(左派的【最低限の生活の保障】か、急進右派的【賃下げ、公務サービス削減、自己責任の強化】か)

論点2:一人当たり月額(7万円か、15万円か、30万円か)

論点3:財源(税金か、国債発行か、政府通貨発行か)

論点4:既存の社会保障との折り合い(既存の保障を縮小か、そのままか)

 

とする。

先ほどの表と同じように考えると、

2×3×3×2=36通り

のパターンがある。

自分と合う考えを見つけるのは難しいかもしれないが、一番パーセンテージの多いパターンを提案すれば賛同者は増えるかもしれない。