政治も科学であってほしい
政治、経済、社会も科学であってほしい。
基本的には進歩により、不可逆的によくなっていってほしい。
何だか、ここ数十年は社会が進化から逆行しているような気がする。
戦争やきな臭い話が増えてきたり、自国第一主義などの分断が進展してきている。時代が逆行してきているのではないか。
また、ローマ時代が相当進んでいたというような話も聞く。ローマが崩壊した後の千年は暗黒時代だとか。
また、中国は周の時代が理想的だったという話もある。
なぜ、そんなことが起きるのか。普通に日々進歩していくものではないんだろうな、きっと。逆行とかが普通に起こるのだろう。
だけど、真剣に取り組めば、社会制度の進歩は可能ではないかと思う。
絶対的に正しいことや、賛否が判断できるものが一方であり、
もう一方では、価値判断によるもので、人によって賛否が分かれる物事もあるだろう。
例えば、ローマや周がレベル9で、
現代日本がレベル7ということも起こりうる。
それは、例えばベートーベンと現代の音楽家を比べたときに、ベートーベンの方が優れているということも起こりうるのではないか、ということに似ているかもしれない。
よいものは貪欲に取り入れて、進歩を進めていってほしい。
例えば、日本の昔の机は座卓だった。これでは座っていて疲れるだろう。だけど日本では誰も、足を伸ばせる椅子とその机を思いつかなかったのだろう。何百年かけても思いつかないというのも不思議だけど。人間の進歩はそんなものだろう。日進月歩とはまさにこんなことを言うのだろう。
社会は少しずつしか進歩しないし、後世から見て、なんでそんなことが思いつかなかったのかと思うことでも、思いつかないときは本当に思いつかない。
だから古今東西を問わず、いいものは積極的に取り入れていくべきだろうし、改めるべきものは改めるべきだ。
また、価値判断が分かれる項目については、例えば国をまたいで移住するのは難しいだろうから、一国の中で複数の制度が地区ごとにあってもよいと思う。そうすれば自分の価値観に合う地域に住めば、ストレスも減るだろう。
アメリカが州ごとに違うのと似ているかもしれない。